黄チャートのレベルや使い方・勉強法 青チャートとの違いも(新課程版)

      2024/05/02

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黄チャートは、チャート式シリーズの中では青チャートに次ぐ人気の参考書です。検索数を調べても、青チャートがダントツではあるのですが、黄チャートが次に出てきます。

 

黄チャートのレベルが青チャートと比較されたりすることも多くありますが、結局黄色チャートはどんな人にオススメなのかなど、そのあたりををはっきりさせていきたいと思います。

 

> 青チャートに代表されるような「原則習得」タイプと、その後に演習する1対1対応に代表されるような「入試基礎演習」タイプを合わせたような参考書もあります

新課程版では、例題の解説動画があることが特徴です(購入者は追加料金なしで視聴可能)。この点において、「青チャート」と「黄チャート」は他のチャートよりもアドバンテージがあります。

3.例題だけでいいか

青チャート同様に話題として上がり続ける疑問です。

 

志望校のレベルにもよりますが、黄色チャートの場合は例題だけでは足りない部分もあるというのが、私が授業で扱ってきた印象です。それは、青チャートの中のいわゆる重要例題レベルの問題が、黄色チャートだとExerciseに入っていることがあるからです。

しかし、Exerciseのすべてがそういう問題なわけでもなく、(指導者はともかく)学習者がExerciseの問題を一目見て、「あ、これはパターンとしておさえなアカンやつ」って分かるとは考えにくいので、選別して取り組むのは難しいです。

そうなると、結局Exerciseにもすべて取り組むことになり、問題数的に青チャートをはるかに超えます。これが、「黄色の方が軽そう」だからって選ばないでと言った理由です。

ただし、個別指導塾等で指導を受けながら取り組む場合は、有能な指導者なら漏れを適切に把握出来るので、「Exerciseのこれだけはやっといてね」と抜粋して効率的に漏れを防いでくれるはずです。(そうでない指導者の場合は、塾の時間とお金のムダです)

 

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