2次関数の重要性

      2016/05/07

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さて、今回は2次関数ついてです。

高校数学は数学ⅠⅡAB、そしてⅢCと、6j科目にわかれており、分野は全部で20強ほどあります(ⅢCまで)

大学によっては、どの分野が頻出など傾向が分かりやすいところもありますね^^今回はそれとは別に、その中で、最も重要な分野というものを見てみます。

最も重要な分野は、おそらく数学Ⅰの2次関数でしょう。

2次関数の単元が直接出題されるというより、その後の単元にはいつも、何かしらの形で2次関数が関わるということです。

三角比や三角関数、指数・対数関数などを習えば、かならず置き換えで2次関数の最大、最小に帰着する問題があります。

図形と式などでは、放物線を含む領域などです。微積分では、放物線と直線で囲まれる部分や、接線の話。

高次方程式では、複2次式が異なる4つの解をもつ条件(正の解に帰着)など。ベクトルでは、ベクトルの長さの最大・最小値は典型です。

また、すべての x で・・・・とか、0≦x≦3 で・・・ などの条件や、存在条件を求めるときにも、結局は2次関数の最大、最小の問題に帰着することも多々あります。

このように、2次関数はありとあらゆる場面で登場します。すなわち、2次関数の分野の理解度は、その後の数学の実力に大きく反映されることになります。

また逆にいえば、ただこの分野の理解度を上げるだけで、他の問題も解けるようになる可能性が高いということです。

数学が苦手かも知れない、勉強しているのに偏差値がいまいち上がらないという人は、2次関数の分野を徹底的に見直してみてもいいかもしれませんね^^

 
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拙著の中では Principle Piece 2次関数が、一番人気です^^

数学はPiece を自分のものにすれば、必ず出来るようになります

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