分野別標準問題精講:軌跡と領域のレベル(難易度)は?使い方は?

   

Pocket

entrytop(標問)

 

旺文社の標準問精講シリーズに、分野別問題集が登場しました。精講シリーズは英語をはじめとして数学、理科の他、現代文や社会も登場し、メジャーなシリーズとなっています。

今回は、数学から新しく発刊となった「分野別標準問題精講」うち、軌跡と領域について見ていきましょう。

 

1.数学 分野別標準問題精講:軌跡と領域 はどんな参考書?

分野別の標準問題精講は、通常の標準問題精講と同じで、水色の表紙カバーのシンプルなデザインです。タイトルの書かれている位置も似ているので、少し見分けがつきにくいですね。

 

通常の標準問題精講シリーズは、こちらからどうぞ。

 

2.問題数、レベル、解説の詳しさなど

分野別標準問題精講:軌跡と領域 がどのような参考書であるのかを知るために、基本的なデータを見てみましょう。分野別標準問題精講:軌跡と領域 のタイプは、入試標準演習~仕上げタイプです。

→ 入試標準演習タイプの参考書・問題集

→ 仕上げタイプの参考書・問題集

 

2.(1) 分野別標準問題精講:軌跡と領域の問題数

分野別標準問題精講:軌跡と領域 の問題数は、53題です。

構成としては、図形問題を式で処理をするために必要な方程式の理論が前半にあり、本格的な軌跡と領域の問題は、30題ぐらいとなっています。

 

2.(2) 分野別標準問題精講:軌跡と領域 のレベル

分野別標準問題精講:軌跡と領域 のレベルですが、中堅大入試レベルが40%、難関大入試レベルが60%です。極端な難問があるわけではありませんが、テーマごとに問題が分かれており、そのテーマで頻出の問題を徹底的に演習する構成です。同じテーマのものは違う大学からの問題でも1つの大問にまとめられています。

従って、53題というのはあくまで見かけで、1つの大問でも大学入試2、3題分あるような問題もありますから、分量的には80~100題ぐらいと考えたほうがいいでしょう。

 

2.(3) 分野別標準問題精講:軌跡と領域 の解説

標準問題精講シリーズの最大の目玉ポイントといえる「精講」の解説は分野別でも健在で、分野別標準問題精講も、解説が非常に詳しいです。テーマによっては1つの問題で4ページ近い解説(答案含む)が記載されています。関連する事項なども説明が豊富なので、この部分をしっかり熟読できることが、「標問」の活用法のコツとなるでしょう。

 

 

3.分野別標準問題精講:軌跡と領域 の使い方(勉強法)など

使い方の前に、どのような人が使うと効果が上がるのか、オススメ対象を見ていきましょう。

3.(1) オススメ対象

分野別標準問題精講:整数のオススメ対象は、以下に当てはまる方です。番号は上の方が優先で、2.や3.に当てはまっていても1.に当てはまっていなければ、不必要な可能性が高いです。

  1. 2次試験で数学が必要な人
  2. 難関大以上を目指す人・志望大学で軌跡と領域が頻出な人
  3. 軌跡と領域分野を含む数学IAIIBの原則が7割以上マスターできている人
  4. 軌跡と領域に苦手意識を感じている人

当然ですが、軌跡と領域が出題される大学を志望している人が対象です。また、図形の分野ですので、ベクトルや三角関数の知識などの単元も習得しておくと、解法の幅も広がり、解説も読みやすいでしょう。

本書は徹底的な演習が可能ですが、得意な人がさらに極めるためのもの、というよりは、軌跡と領域が苦手な人が、得点源に持っていくための問題集というレベルと考えてもられればOKです。

 

3.(2) 使い方(勉強法)、購入時期

問題数が53題と少ないので、先に述べたように、80~100題ぐらいの分量があると考えてもらって、頭から順番にこなしていくのがいいと思います。1日1題~2題と問題数を少なく設定しておいて、じっくり考える+解説をしっかり読むというスタンスが最もいいと思います。これでも1ヶ月半で終わります。

余裕があれば、他に手元にある問題集の中から、その日にやった問題の類題を探すということも、是非やってみましょう。類題を探すためには、解き方が自分の中で体系的に整理されていないと出来ません。逆に言えば、類題を自分で探す作業自体が、解き方の整理につながってくということですよね。

 

 

4.まとめ~得点源にしたい人向け、得意な人には物足りないか~

分野別標準問題精講:軌跡と領域についてまとめます。

  1. 分野別標準問題精講は、軌跡と領域に関する入試頻出問題を体系的にまとめたもの。
  2. 問題数は53題ですが、テーマごとに問題が並び、徹底演習の構成になっているテーマもある。
  3. 軌跡と領域が苦手な人が得点源とするための問題集。得意な人には、分かる問題が多いかも。

 

 

Pocket

 - 分野別:図形 , , , , , , ,