【2022年度版】未習分野を自宅学習する際にオススメの参考書一覧

      2022/05/05

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。KATSUYAです。

今回は、独学でも一から無理なく学ぶことができる参考書について紹介していきます。

  • 学校の授業のスピードについていけない。教科書よりも丁寧にわかりやすく書かれている参考書が欲しい【TYPE1】
  • 学校の進度よりも進んで勉強していきたいけど、教科書や問題集がまだ配布されていない【TYPE2】
  • 学校で教科書やワークはもらってはいるが、授業が行われないので自分で学習したい人【TYPE3】(今回追加)

という方が対象です。TYPE1の人は数学が苦手な人、TYPE2の人は数学が得意な人かと思われます。

TYPE3については、教科書や教材を自分で読んで理解し、勉強できそうな人はTYPE2に、教科書なんかよんでもさっぱりと言う人はTYPE1に該当するとお考えください。

今回は、そのような参考書を紹介していきます。

 

※お知らせ

Twitter始めました こちらもよろしくお願いいたします^^

Principle Pieceシリーズの販売を再開しました^^ こちらも予習用に適した参考書です。

 

1.文英堂(シグマベスト)

1.(1) 高校やさしくわかりやすい数学シリーズ

シグマベストでお馴染みの文英堂が出している、非常に分かりやすい基礎的な参考書です。数学1+A、数学2+Bがあります。B5サイズ(見開きでB4サイズ)の、大きめの本です。

新課程版はこちらです。

なお、付属の問題集(別売)もあります。掲載されているものは教科書レベルです。定期試験対策コーナーもあります。書き込み式でゆったりとした問題集です。B5サイズ(見開きでB4)サイズの本です。

 

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・向いています。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・向いています。

 

1.(2) 高校これで分かる数学シリーズ

先ほどの問題集に比べると掲載されている問題数が多く、応用問題も掲載されている参考書です。「先取り用」兼「日常学習のフォロー用」の参考書となります。B5(見開きB4)版と大きくフルカラーなので、図形の単元などはかなり分かりやすいです。

 

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・向いています。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・向いています(オススメ!)。

 

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・向いています。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・向いていますが、本体でも十分かもしれません。

 

2.学研

2.(1) やさしい高校数学シリーズ

やさしい高校数学シリーズです。めちゃくちゃ分厚いですが、その分とことん分かるように書かれています。ただし、あくまでも分かりやすさ重視であり、本質的かと言われると微妙です。

※数学1Aでも、612ページあります。

やさしい高校数学(数1・A)―はじめての人も学び直しの人もイチからわかる
きさらぎ ひろし
学研教育出版
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  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・向いています。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・少し説明がくどいかもしれません。

 

2.(2) ひとつひとつわかりやすくシリーズ

中学生向けの参考書として最初に出版され始めた「ひとつひとつわかりやすく」シリーズですが、今は高校科目でも出ています。1・A・2・Bが全て分冊で出ています。

超基礎からの解説で、苦手な人でも十分独学が可能です。B5版(見開きB4版)で大きく、最初は穴埋めで流れをつかみ、その後同じような問題が並ぶという構成です。

逆にこれがダメなら、中学数学にもどるしかありません。というぐらい基本的な参考書です。

 

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・向いています。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・少し簡単すぎるかもしれません。

 

2.(3) よくわかるシリーズ

学研のよくわかるシリーズは、数研で言えばチャート式の位置づけですが、基礎事項の説明ページも豊富で、チャートよりも初心者向けの参考書といえます。予習用としてはもちろん、日常学習用、原則習得用としても使えます。

大きさはA5版でチャート同じ、分厚さもチャートとほぼ変わりませんが、フルカラーで、チャートに比べるとゆったりとしたレイアウトに見え、苦手な人にとっては勉強しやすいかもしれません。数学1A、2B、3があります。

 

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・チャートが勉強しにくいと感じる場合にはオススメ。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・予習~原則習得まで使える、息の長い参考書でオススメ。

 

こちらには、付属の問題集もあります。問題集はB5版(見開きB4版)で、数学1・A・2・B・3が全て分冊です。ただし、本体ほど解説が詳しいわけではないので、苦手な人には苦しいかもしれません。

 

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・本体があれば十分だと思います。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・本体の演習をもっと行いたいと感じたらオススメ。

 

3.マセマ:初めから始めるシリーズ

「スバラシク・・・と評判の・・・」という名前でお馴染みの、マセマシリーズです。段階も細かく分かれており、シリーズ本としては有名です。その一番最初の入門編が、こちらの「初めから始める」シリーズです。

語りかける口調で、基本事項をやさしく解説してあります。また、例題の答案は式変形の仕方もほとんど省略されずにかかれています。答案に必要ではない部分は、側に吹き出しで式変形の理由が書かれています。

 

数学部門では登録がありませんでしたが、4,832位のランキングで数学12位の「やさしい高校数学1A」よりも上ですので、かなりの人気です。

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・説明・式変形が丁寧で、向いています。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・もの足りない可能性があります。

こちらにも付属の問題集がありますが、形式はほとんど同じです。量をこなしたい場合に追加購入するといいと思います。

 

 

4.ベレ出版:語りかける高校数学

非常に分厚い本で、下記のイメージを見れば「ああ、この本か」と思う方もいらっしゃるかと思います。本書も、超基礎から丁寧に説明があり、授業でしゃべっていることをそのまま言葉にした感じの本です。

説明事項→問題→すぐ下に解答という形をとっていて、語り口調で丁寧な説明があるという点が特徴的です。全体的な流れやコンセプトは、私が販売しているPrinciple Pieceと似ています。

なお、数学II編では「問題」の他に「練習」「演習」も入り、かなりボリュームが大きくなりました(815ページ)。

 

増補改訂版 語りかける高校数学 数I編
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ベレ出版
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※現在のところ、数学Iと数学IIしか出版されていないのが、玉にキズ。

  • 数学が苦手な人の復習・補習用【TYPE1】として・・・授業が全てメモされている感覚で何度も見直すことができ、オススメです。
  • 数学が得意な人の先取り・予習用【TYPE2】として・・・得意な人にとっては、説明が少々くどい可能性があります。

 

まとめ~初級編にも、得意な人用と苦手な人用がある~

今回紹介した参考書は、基礎レベルからの解説がある初級編の参考書で、得意な人の予習用にも、苦手な人のフォロー用にも使えます。

得意な人が先取り・予習に用いるのであれば、教科書レベルの例題、練習がもれなく出来るものがいいと思います。逆に数学な苦手な人の復習・フォロー用の場合は、説明・解き方がが詳しく書かれているものが適しています。

自分に合ったものを選びましょう。

 

※みなさんから、「こんな参考書で予習とか勉強しているけど、分かりやすくていいよ!!」というコメントをお待ちしています。極力公開し、場合によってはリストに加えていきたいと思います。

 

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