赤チャートは難しい?レベル・使い方(勉強法)は?

      2017/02/19

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赤チャートは、チャート式シリーズの中では最も難しいシリーズの参考書です。その難しさから、青チャートや黄チャートに比べると敬遠されがちなイメージがあります。売り上げランキングを見ても、他のチャートに比べるとかなり差があるようです。

実際のところ、赤チャートのレベルはどのようなものなのか、その次に難しい『青チャート』とそんなにレベル違うのか、そのあたりについて解説していきたいと思います。

 

 

 

 

※ランキングは16/05/01時点です。

 

 

1.赤チャートの問題数、レベル、解説は?

赤チャートの基本的なデータについて見ていきます。まず、赤チャートのタイプは、「原則習得」または「入試基礎演習」または「入試標準演習」です。タイプがまたがるので、学校や塾の先生たちにはそこまで影響がありませんが、学生のみなさんには少々使い方が難しい参考書であることがわかります。

→ 参考書の「タイプ」を知ることは、自分の状況を知ることと同じぐらい大切です。

 

 

1.(1) 赤チャートの問題数

赤チャートについて、その問題数は以下のようになっています。

赤チャートIA・・・例題262題、PRACTICE:263題、EXERCISEなどの章末問題231題

IA改訂版・・・・・例題354題、PRACTICE:354題、演習などの章末問題164題

赤チャートIIB・・・例題361題、PRACTICE:361題、EXERCISEなどの章末問題305題

IIB改訂版・・・・・例題435題、PRACTICE:435題、演習などの章末問題187題

赤チャートIII・・・例題238題、PRACTICE:238題、EXERCISEなどの章末問題204題

IIIB改訂版・・・・・例題320題、PRACTICE:320題、演習などの章末問題127題

青チャートに比べると10%ほど少ないですが、網羅系参考書としては十分な量です。例題とPRACTICEの数がほぼ同じですが、これも青チャートと同じ構造を持っているということです。

※2017/01/29 追加

IA、IIBは改訂版です。例題とPRACTICEが増え、章末問題が減りました。総合演習は2部構成となりました。全体としてはともに80題ほど増加です。

※2017/02/19 追加

IIIも改訂版が出ました。IA、IIBと同様の変化で、90題ほど増えています。

 

 

1.(2) 赤チャートのレベル

赤チャートの問題がカバーしている範囲は、センター試験レベル、中堅大レベル、難関大レベル、超難関大レベルです。た他のチャートとの違いとして、日常学習レベルにはほぼ対応していないことが特徴的です。

各単元の最初にあるような簡単な反復練習問題のようなものは殆どなく、最初から教科書にはないタイプの問題で始まっている場合も多くあります。その意味では、「原則習得」に特化していると言えますが、教科書レベルの復習は自分で行う必要があります。

章末問題や、巻末についている「試練」の問題は超難関レベルのものも多く収録されており、「入試標準演習」の段階で行うようなものもありますので、急にレベルが上がった印象を受ける可能性がありそうです。

 

1.(3) 赤チャートの解説は詳しい?他のチャートと比べると?

赤チャートの解説についてですが、例題に関しては他のチャート同じぐらい詳しいです。答案としての解答以外にも、【指針】【CHART】【LECTURE】があり、問題を解くために必要な考え方が示されています。

しかし、別冊解答にある練習や章末問題などの解説は、「答案だけ」のものが非常に多いので、この点では他のチャートよほどは詳しくないと言えます。分からなかったときに、「自分で例題に戻って見直す」、「問題のパターンからその答案に至るプロセスを構成できる」といったことが出来る人でないと、少しつらいでしょう。

また、赤チャートなので、練習も割と難しいものが入っています。その解説が答案だけだと、「なぜそうやって答案が始まるの?」と感じることが多くあると思います。このあたりが、一部の数学が得意な人にしか使われない理由の1つでしょう。

→ 解答そのものよりも「なぜその答案になるの」ということに対してこだわった参考書は、こちらです。

 

 

2.どんな人にオススメか

黄色チャートが自分に合っているかどうかについて、状況別に表にまとめてみました。自分に当てはまる部分を見てもらえればと思います。

 

2.(1) 高1・高2の場合

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見てお分かりのとおり、赤チャートは、数学が嫌い(苦手)な人にはオススメしにくいです。以前のハードカバーのころの赤チャートに比べれば随分穏やかになりましたが、数学好き、あるいは入試では数学で満点近くを狙いに行きたい人が用いる問題集の1つという位置づけは変わらないようです。

 

2.(2) 高3・既卒の場合

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高3・既卒生の場合もほとんど変わりません。数学が得意な人や、かつ超難関大や、医学部を目指す人向けと考えればいいでしょう。このような人が、とある分野を強化したいと思ったときに、章末問題だけを演習するという方法が考えられると思います。(その場合は、「入試標準演習」タイプの問題集の位置づけです。)

 

 

まとめ~赤チャートは数学好きな人に限る~

赤チャートについて解説をしてきましたが、収録されている問題のレベルや、解説の書かれ方などから、赤ャートは数学好きな人向けということになります。検証した結果、巷で言われていることが正しかったということになります。

入試では数学を確実に得点源にしたいという方や、「数学が非常に好きで少し難しい内容にも触れてみたい」といった人に向いています。単元別に問題数が確保されているので、弱点補強(あくまで、赤チャート購入者にとって弱点)のために章末問題や重要例題を演習するという使い方もできますね。

 

 

 

 

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私が高校生の頃にこういったサイトがあったら、、、、と思いますね。

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