旧7帝大+α 入試数学難易度 文系リーグ(2024年)
2024/03/06
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いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。
今年の旧7帝大の数学を全て解きおえ、評価をUPしました。文系について、その総括をしたいと思います。
※2021年までの掲載方法から2点、変更があります。
- 2022年から、一橋大学を文系リーグの中に追加いたしました。
- 表形式ではなく、8位から順に大学ごとに総括しました。
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2024年 旧7帝大+一橋大 文系リーグ
ここからは、難易度順位をまとめます。
1.各問題の難易度
2.解答までの時間
3.得点のしにくさ
これらを総合的に判断した結果の順位です。大問ごとに5ポイント満点です。大学ごとに問題数が違いますので、合計ポイントを出題数で割っています。
第8位 北海道大学 2.00pt (2023年:3位)
2023年は難しかった理系との共通問題が難易度を押し上げましたが、今年はどれもかなり基本的な問題でした。模試とかよりも全然易しめの問題だったと思います。
第7位 九州大学 2.38pt (2023年:1位)
九州大学は理系同様に易しくなりました。文理共通問題も片方は易しめ。文系専用問題も超典型的な問題でしたので、さくねんよりも取り組みやすかったのではないかと思います。
第6位 名古屋大学 2.47pt (2023年:4位)
昨年4位の名古屋大は6位です。昨年前半2題は比較的易しめでした。最後の確率は少し考えさせられる問題でした。昨年に比べると分かりやすい問題だったと思います。
第4位 東京大学 2.60pt (2023年:5位) 、東北大学(2023年:7位)
東大文系は、昨年と同じポイントで順位も変わらずです。第2問、第4問が手が付きにくい問題でした。東北大文系は文理共通問題が文系にはちょっとアプローチしにくい問題で、文系専用問題も数列と整数の問題は難しめでしたね。
第3位 京都大学 2.68pt (2023年:8位)
京都大学は今年は3位です。今年は理系同様に難しくなりました。どの問題も適度にひねられており、去年より全体的に底上げされた感じです。いい問題のセットだったと思いますが、受験生は苦しんだかもしれませんね。
今年の残りは、大阪大学と九州大学です。
第2位 一橋大 2.70pt (2023年:6位)
今年は一橋大学が第2位です。といってもほとんど京大と変わらないです。最初の整数と最後の確率が難しめでした。真ん中3問はなんとかなるかな、という難易度です。
ここ数年は、ほぼ瞬殺に近い形で答えられる問題がちょくちょくみられましたが、今年はどの問題もある程度時間がかかります。分野も適度に融合されており、良問でした。第3問のベクトルは文理共通ですが、変換に気づかないとキツイ問題でしたね。
第1位 大阪大学 2.73pt (2023年:2位)
理系同様に難化した昨年とほぼ同じか微難化で、1位になりました。共通問題のねじれの位置の問題は話題になりましたね。これは理系でも難しく本問が難易度を教え気ています。第3問も意外と証明しにくい。
以上です^^
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