青チャートのレベルは?勉強法(使い方)は?

      2017/01/29

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青チャートといえば、高校生で知らない人はいないほど有名な数学の参考書で、学校でも指定参考書として採用しているところも多くあります。周りが持っていると自分も持っていたほうがいいように思われますが、「実際どのようなレベルなのか」、「自分にも適しているのか」、「どんな人にオススメなのか」、「そもそもなぜこんなに多くの人に使われているのか」などの疑問が湧いてきますよね。

 

そんなお尋ね者の数学の参考書である青チャートについて、ここでは説明していきたいと思います。

 

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1.問題数、レベル、解説の詳しさなど

まずは、青チャートがどのような参考書なのか知るために、その基本的なデータを見てみます。青チャートのタイプは、「原則習得」です。

 

→ 問題集のタイプを知ることは、参考書選びにおいて非常に重要です。

 

1.(1) 青チャートの問題数

青チャートIAの問題数・・・例題314題、練習314題、EXERCISEなどの章末問題290題

※改訂版の問題数・・・・・例題329題、練習329題、EXERCISEなどの章末問題293題

 

青チャートIIBの問題数・・・例題409題、練習409題、EXERCISEなどの章末問題329題

 

青チャートIIIの問題数・・・例題271題、練習271題、EXERCISEなどの章末問題299題

 

見てお分かりのとおり、普通の問題集よりも格段に問題数が多いことがわかります。例題と練習は数が同じで、これは例題と同じような問題を練習するために用意されているからです。従って、練習は取り組まず、例題だけをどんどんこなしていく、という方法を取る学生さんも多くいます。

 

※2017/01/29 追記

IAは改訂版が出ました。僅かに増加しています。センターで2年連続出題された、「データ量の変換に伴う各種指標の変化」についての問題が追加されています。センター前に出版してくれれば・・・いや、さすがに買いませんね。

 

1.(2) 青チャートのレベル

これは、IA,IIB,IIIともに共通です。そんな青チャートの対応レベルですが、日常学習レベル、センターレベル、中堅大入試レベル、難関大入試レベルと、幅広くカバーしています。超難関大レベルの問題の収録数は少し少なめですが、青チャートのタイプはあくまで「原則習得」であることを考えると、どんなレベルの人にでも使える問題集ということになります。

 

 

1.(3) 解説の詳しさ

青チャートは、いわゆる教科書傍用問題集(4STEPなど)に比べると、レイアウトの観点等からみても、解説は詳しいといえます。式変形についてもあまり省略されませんので、間違えても自分で式を追うことができます。また、その式変形をなぜ行わなければならないのか、などの考え方も答案の欄外に記載されていますので、独学も十分可能なレベルの解説量といっていいでしょう。

 

 

数学の解説でよく言われる「別解」ですが、別解については、青チャートはそこまで多く記載されているわけではありません。おそらく、「この本で数学Iを勉強している人は、数学IIの単元をまだ知らない」などを想定してのことだと思われます。

 

しかし、別解などの詳しさを求めるべき参考書は、「原則習得」タイプの参考書ではありませんので、青チャートに別解などがあまり書かれていないのは、むしろ非常に妥当であると考えています。

 

2.どんな人におススメなのか

青チャートは、実際にどんな人であれば使えるのか、自分には向いているのかなどを、KATSUYAが独自の観点でまとめました。下記のおススメ表を見てください。

 

2.(1) 高1・高2の場合

記事画像(青チャ_recommend1)

 

ご覧の通り、高1生、高2生のみなさんであれば、おススメ出来る層が非常に幅広い参考書で、他に類を見ません。買うきっかけがあったら(このページをご覧になっているなど)、出来るだけ早く購入し、少しづつ進めていくといいでしょう。学校指定でお持ちの場合も、習い終わった単元であれば青チャートを進めることは可能ですので、進めましょう。

 

青チャートはレベルが高めとの印象がありますが、中堅大、あるいはそれ以下の大学を視野に入れている人も使用可能です。ただし、黄色チャートの方が、レベルに合った問題が多く記載されていると思います。このあたりに該当する人は、学校ですでに渡されてしまっていれば使えばいいでしょう。

 

2.(2) 高3生・既卒生の場合

記事画像(青チャ_recommend2)

 

高校3年・既卒生の場合は、少し様子が変わります。これは単純に、時期の問題です。たとえば、超難関大を志望する学生さんが、高校3年生になってから数学IAなどの問題集の「原則習得」をするのが、そもそも少し遅いのではないか、という意味です。高校3年生や既卒生は、やはり受験段階の時期に来ていますから、それまでにIAの「原則習得」タイプの問題集は終わらせておきたいです。

 

一方、数学IIBや数学IIIは、高2の終わりまで学校で終了しないとこともありますので、高3が始まった段階で勉強するのもやむを得ないでしょう。ただし、高3生になってから数学IIBを最初から始めるとなると、少し時間的には厳しそうです。高2の間にIIBは購入しておき、単元が終了したところから始めておくべきでしょう。

 

3.まとめ~なぜ青チャートが使われるのか~

おススメ表をご覧いただければ分かる通り、青チャートはかなり多くの層をカバーしています。その理由は、これまでの内容をまとめることで分かります。

 

青チャートは、レベルのカバー範囲が非常に広く、どのレベルの典型手法も、ほぼもれなく一通り網羅されています。問題数が非常に多い理由がここにあります。しかし、全ての人が全ての問題を解いてるかというと、そうではありません。超難関大を志望する人が、最初のすごく簡単な問題を解いている可能性は低いですし、中堅大をめざす人が、巻末の総合演習を解くのは少し無理があります。

 

そこで、自分のレベルに応じて解く問題を取捨選択していっても、そのレベルに関しては網羅することができます。従って、どんなレベルの人が手に入れたとしても、とりあえず自分がやるべき問題は網羅されているはずで、ハズレはないというのが、多くの人にとって青チャートが使われる理由です。

 

青チャートは、大型ショッピングセンターのようなものです。大型ショッピングセンターは、買い物はもちろん、娯楽なども全てそろっています。一度に全てのお店を訪れる人はあまりいませんが、食料品だけ、服だけを買いに来る人もいますし、映画を見に来ただけ人、レストランで外食をとる人もいます。「ここに来れば、少なくとも自分のやりたいことはできる」という感覚ですね^^

 

最後にまとめます。本記事をご覧になっているということは、青チャートについて何らか気になっているということです。そんな青チャートは、「気になるなら、持っておいて損はない参考書」と言えそうですね。

 

 

 

 

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