1対1対応(数学)の演習レベルは?勉強法(使い方)は?

      2016/10/12

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「大学への数学」(通称:大数)でお馴染みの「1対1対応の演習」シリーズは、必ずといっていいほど、複数の受験生の方から毎年質問をいただく参考書です。

今回は、この「1対1対応の演習」シリーズについて、どのような参考書なのかついて見ていきたいと思います。

 

1.1対1対応の演習の人気は?

アマゾンでの売り上げランキングは、以下の通りです。(2016年5月14日時点)

 

 

 

 

 

 

 

数学I、A、II、Bについては全て10位以内と、驚異のランキングです(私も書いていて、少し驚きました)。数学IIIの2つは数学ランキングが出ませんでしたが、総合ランキングから見ても、他に引けをとりません。

「大学への数学」シリーズは数学大好きな人向けというイメージは、以前ほどはないようです。

 

2.問題数、レベル、解説の詳しさなど

1対1対応の演習がどのような参考書であるのかを知るために、基本的なデータを見てみましょう。1対1対応の演習の参考書のタイプは、入試基礎演習タイプです。ただし数学IIIは、入試標準演習としても使えます。

→ 入試基礎演習タイプの参考書を、正しい時期に正しく使うことはとても重要です。

 

2.(1) 1対1対応の演習の問題数

1対1対応の演習の問題数は、以下のようになっています。

1対1対応演習Iの問題数・・・例題53題、演習50題

1対1対応演習Aの問題数・・・例題54題、演習54題

1対1対応演習IIの問題数・・・例題83題、演習83題

1対1対応演習Bの問題数・・・例題41題、演習41題 融合例題18題、融合演習18題

1対1対応演習III(微分・積分編)の問題数・・・例題75題、演習75題

1対1対応演習III(複素数平面・式と曲線編)の問題数・・・例題30題、演習30題、融合例題6題、融合演習20題

 

6分冊あるので、全て合わせるとかなり問題数がありますが、特に入試とのギャップを感じやすいものだけを演習するなど、単元別に強化する上では非常に有効な分け方といえます。

また数学IIIは、そのまま本格的な入試演習として使うことができます

 

2.(2) 1対1対応の演習のレベル

1対1対応の演習のレベルですが、センターレベル、中堅大入試レベル、難関大入試レベルといったところです。センターレベルに焦点を合わせていないので、中堅大入試レベルがほとんどです。センターでのみ数学を使う人には、少し余るレベルです。2次で使用する人は、受験する大学にかかわらず、一度は経験しておきたい問題が多く収録されています。

 

2.(3) 1対1対応の演習は解説が超秀逸!!

1対1対応の演習の解説は、本サイトで紹介している全参考書の中で1番、2番といっていいほど、すば抜けて優秀です。

「大学への数学」シリーズは、この「1対1対応演習」に限らず、数学のセンスを大幅にUPさせてくれるような考え方が随所に配置されています。別解はもちろん、思いもよらない角度からのアプローチで、「このように考えればこの問題の答えだけなら当然○○である(一瞬で出せる)」といった、かなり上からの視点も惜しみなく書かれています。

この解説こそが、数学好きな人が「大学への数学」シリーズにハマっていく最も大きな理由でしょう。(ハマりすぎには注意!)

 

ただし、「基本的な式変形の過程を飛ばさず書いてあるかどうか」については、かなり不親切です。なお、答案としては最も簡潔で、数学が出来る人から見れば非常に読みやすい解説となっています。この点から見ても、1対1対応演習は、基本的な式変形がスラスラ出来るレベルの人がターゲットです。

 

3.1対1対応の演習はどんな人にオススメか

これまでの情報を踏まえて、1対1対応演習がどんな人にオススメなのかを見てみます。

 

3.(1) 高1・高2の場合

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基本的には、数学が好きな人向けです。ただし、超難関大を目指すのであれば、数学が嫌いな人も検討してみて欲しいと思います。本シリーズの数学IIIは割と難しいものも多く、数学IAIIBのある程度の知識を前提としてくるので、焦る必要はないでしょう。

 

3.(2) 高3、既卒生の場合

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文系の皆さんは、高1・高2と殆ど変わりませんが、理系の皆さんは、数学IAIIBの実力もついてきたので、数学IIIに手をつけ始めてみてもいいでしょう。

 

4.まとめ~好みが分かれやすい~

今回見てきた1対1対応の演習シリーズについてまとめます。

  1. 1対1対応演習は、入試基礎演習タイプの参考書として、多く受験生が取り組んでいる。
  2. 解説がものすごく優秀で、1つの問題から、2、3題を解けるようになる視点が書いてあることも少なくない。そのような問題を選んである。基本的な式変形については省略が目立つため、ある程度数学が出来る層をターゲットにしている。
  3. 解説が優秀すぎて「基本的な式変形も飛ばさないで欲しい」「そんなマニアみたいなことは知らなくても良い」「とりあえず普通に解ければ別にいい」と思っている人には、おそらく不向き。

といえそうですね^^

 

 

 

 

 

 

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私が学生の頃にこういったサイトがあったらよかったのにな、、、、と思いますね。

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