基礎問題精講(数学)のレベルは?使い方(勉強法)は?

      2016/10/09

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旺文社の精講シリーズは英語で最も名を馳せている問題集ですが、数学でも精講シリーズが「基礎」「標準」「上級」と3つあります。今回はそのうち「基礎問題精講 数学」について見ていきたいと思います。

 

1.基礎問題精講の人気はどのぐらい?

アマゾンでの売り上げランキングは、以下の通りです。(2016年5月14日時点)

 

 

 

 

数学ランキングではかなり上位で、人気であることが伺えます。

 

2.問題数、レベル、解説の詳しさなど

基礎問題精講がどのような参考書であるのかを知るために、基本的なデータを見てみましょう。基礎問題精講のタイプは、原則習得タイプ(数学IIIは入試基礎演習タイプ)です。

→ 参考書のタイプを知らないと、納得のいく参考書選びが出来ません。

 

2.(1) 基礎問題精講の問題数

基礎問題精講の問題数は、以下のようになっています。

基礎問IAの問題数・・・例題(基礎問)135題、練習135題

基礎問IIBの問題数・・・例題(基礎問)167題、練習167題

基礎問IIIの問題数・・・例題(基礎問)125題、練習125題

 

原則習得タイプの問題集にしては、割と少なめです。例題と練習を全て合わせても、青チャートの例題数以下なので、項目をある程度まとめて編集してあると言えます。

 

2.(2) 基礎問題精講のレベル

基礎問題精講のレベルですが、センターレベル、中堅大入試レベルといったところです。日常学習レベルの掲載が少ない分、青チャートに比べて問題数が少ないものと思われます。従って、初めて習ったときのワークのように用いるのは難しいでしょう。

 

2.(3) 基礎問題精講の解説

基礎問題精講は、基礎問(青チャートなどでは例題の位置づけ)の解説が非常に詳しいです。答案はもちろん、関連する事項なども説明が豊富なので、この部分の熟読が、「基礎問」の活用法のコツとなるでしょう。

なお、演習の解説は「答案だけ」なので、少し淡白と言えそうです。その際に、同じ項目の基礎問の部分をきちんと読み直すことが出来る人は、本書で効果的に実力UPが出来ると思います。

 

3.基礎問題精講はどんな人にオススメか

これまでの情報を踏まえて、基礎問題精講がどんな人にオススメなのかを見てみます。高1・高2、高3・既卒生で共通ですので、今回は表が1つです。

記事内画像(kisomon_recommend1)

 

青チャートに引けを取らないぐらいオススメ層が広いですが、数学か嫌いな人よりは、好きな人に向いていると言えます。

「チャートより問題数が少ない」=「苦手な人でもこなせる」と考えて購入を検討している場合は、要注意です。先ほども書いた通り、本書は日常学習レベルを排除した参考書です。従って、苦手な人にはあまりメリットとは言えません。

問題の解説も淡白なので、基礎問の解説にきちんと戻るなど、自立した勉強法がある程度自然に出来ることが求められます。苦手な科目ほど、どうしてもこのような勉強法が確立されていませんので、少なさで選ぶのはオススメできません。

むしろ、「得意で、自信もある。基本の反復はもういい。」という考えであれば、本書は非常に向いています。

 

4.まとめ~日常学習レベルに自信があるなら是非~

今回見てきた基礎問題精講(数学)についてまとめます。

  1. 基礎問題精講は、チャート式(青または黄)から日常学習レベルを排除した、原則適用タイプの参考書である。
  2. そのため問題数は少ないが、少ないからといって数学が苦手な人が購入するのは要注意。
  3. 基礎の反復については不要という自信のある方は、チャート式よりも効率的に原則習得可能。

といえそうですね^^

 

 

 

 

 

 

 

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